めまい・ふらつき外来

めまい・ふらつき外来とは

あづま脳神経外科リハビリクリニックのめまい・ふらつき外来では

  1. 急激に発症しためまい・ふらつき症状の診断・治療が可能です。

  2. 耳鼻咽喉科に通院しているのに治らないめまい・ふらつき症状の診断・治療が可能です。

  3. 脳卒中や脳腫瘍、慢性硬膜下血腫や水頭症は連携病院に紹介、当院では再発予防やリハビリ治療を行っています。

  4. フレイルや頚性めまい、バーレー・リュー症候群には、内服やリハビリ治療を行います。

  5. 神経難病疾患は、当院で治療出来る疾患と連携病院でしか治療できない疾患があり、疾患ごとの対応となります。また当院では、神経難病疾患リハビリを保険診療で行っています。

  6. 良性発作性頭位めまい症などの耳鼻咽喉科領域の疾患であれば内服治療を行います。場合により耳鼻咽喉科に紹介します。

めまいやふらつきの原因

突然感じためまいやふらつきの原因

耳鼻咽喉科に受診しても改善しない持続的に続くめまい・ふらつきの原因

回転性めまい・浮動性めまい(ふらつき)とは

 めまいやふらつきは、症状は似通っているにも関わらず、その原因となる疾患が多種多様であるため、解釈を難しくしています。
 回転性めまいとは、自分や周囲が回転する感覚を伴うめまいです。通常は内耳の異常や前庭神経炎など耳鼻咽喉科的な疾患によるものです。しかし、安静にしていても回転性のめまいが全く治まらない場合、脳卒中や脳腫瘍など、脳神経系の疾患が原因である可能性を示唆します。 
 一方、浮動性のめまい(ふらつき)とは、地面が揺れているように感じたり、ぐらつきを感じたり、足元が不安定であるような感覚を感じるめまいです。内耳や前庭系統の異常、頚椎症やフレイルに伴って生じる自律神経の乱れにより引き起こされることがあります。しかし、徐々にこの症状が現れ、改善しない場合は小脳腫瘍などの可能性も疑われます。
 また、40歳以上の人でめまいやふらつきが長引く場合、パーキンソン病や進行性核上性麻痺などの神経難病の初期症状である可能性もあります。これらの症状がある場合、神経学的な検査や画像検査による鑑別診断が必要です。
 めまいやふらつきは、病状が進行すると治療が困難になる可能性があるため、めまい症状以外に下記症状が現れた場合は適切な診断と治療を受けることをお勧めします。

 

  1. なんとなく身体半分が動きにくい。動きが鈍い。

  2. しっかりと歩くことができない。よく躓いたり転倒したりするようになった

  3. 肩こりや腰痛がひどい。

  4. 手が震えるようになった。

  5. 表情が固くなったと言われる事が増えた。

  6. しゃべりにくい。飲み込みにくい。

  7. 物が2重に見える事がある。

  8. ものわすれが酷くなった。

  9. 朝起きにくい。

  10. 最近、頻尿傾向がある。

 

当院の診断・治療方針

  1. 当院では、脳疾患や脊髄/神経疾患の診断に問診や神経学的所見に加えてMRIを使用して原因を追求しています。MRIは放射線や造影剤を使用しないため、安全性が高く、脳実質や血管、脊髄病変が詳細に描出されます。CTで異常が見つからなかった場合でも、原因が判明することがあります。

  2. 原因や症状に合わせて、内服治療を用いて改善を目指します。状況によっては物理療法やリハビリが必要となることもあります。手術が必要な状態であれば、迅速に連携病院または患者様の希望される病院に紹介いたします。

  3. 脳腫瘍や動脈瘤などが見つかった場合でも、時期尚早で手術を行わないケースもあります。そのような場合は、当院で経過観察を行い、患者様の状態を適切に管理していきます。

  4. 当院では、患者様一人ひとりの症状や状態に応じた最適な治療を提供し病状の改善に向けてサポートしています。脳卒中による麻痺症状や高次脳機能障害、認知症やふらつき、片頭痛や腰痛など脳/脊椎脊髄疾患は残念ながら根治が難しく、症状や後遺症が続くこともしばしばです。そのため、当院では治療に対するアプローチを治す事だけに集中するのではなく、患者様を癒せる施設でありたいと考えております。

  5. 投薬による予防/再発予防治療や生活指導、心身のケアやリハビリテーション、家族や社会復帰のサポートなど患者様の生活全般をサポートするための取り組みを行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

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